【術後日記 24 】今までにないにゃちゅの変化。そして検査結果は無菌、再手術が決まった。
こんばんは、ちゅるです🌟
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7月3日の洗浄が終わり、両院からの尿検査待ちの1.2週間。
頻尿血尿は相変わらずで、この間、メヤニや鼻くそがかなり増えるようになった。
メヤニは拭いても気がついたらまた茶色のメヤニが出ていたし、鼻くそも取ったはずなのに次の日になるまでにもう鼻くそが溜まっていた。
些細なことだが、体の不調がこんなとろこにも現れてきたんだな、と。
7月9日に、かかりつけ医から連絡がきた。
ウンチの中にいるべき菌が尿にいる場合の治療方法を調べてくれていて、その連絡だった。
この菌に効く薬、抗生物質が1つだけあることがわかった、とのこと。
が、副作用がかなりきついらしく、なるべくならこの投薬は避けたい、と。
獣医の中ではなるべくなら避けたい薬らしく、もし使うとなると最新の注意が必要らしい。
そんな懸念される薬だから安易に使用することはしないので確実にこの菌が100%尿内にいると確定してから投薬治療を考えましょう、となった。
もう一つの手術した病院での純粋な尿の検査結果待ちだ。
再手術することもまた体に負担をかけるしリスクにもなるのだが、もしかしたら再手術する方がリスクは低いかもしれません、とも言われた。
もし尿内にその菌がいるとすれば、そんなにも厄介な重大事項なのか・・・。
菌がいたら苦しい投薬治療、いなかったら再手術。
どちらにしてもにゃちゅにとってはまた試練の日がやってくる。
変わってあげれないことが申し訳ないくらい、にゃちゅには耐えさせてばかりだ。
この間のにゃちゅの変化と言えば。
普段、抱っこや近づかれることが苦手なのに7月に入って尿検査待ちになった頃から膝の上に乗ってきて甘えてくるようになった。
私にとっては1年に1回あるかどうかの大イベントだ。
そんな一大イベントだから膝の上に乗ってくること自体は嬉しくて何をしてても手を止めてにゃちゅを撫でていたが、
警戒心が半端なくビビりのにゃちゅが膝の上に乗ってくるということは、毎日毎日しんどくて不安で不安でたまらないのだろうと思ったら膝の上に来るたびに涙が止まらなかった。
泣いていたらにゃちゅが心配すると思って我慢しようと思うのだが、一度流れ出た涙は積もってきた思いも合わさって
毎回、にゃちゅの前で泣いてごめんね、と言って泣いていた。
ちなみに、あれほどあの時は毎日膝の上に乗ってきていたのに症状が治った今、膝に乗ってくることは全くなくなった。
夢のような期間だった。
他のにゃちゅの変化といえば、よく鳴くようになった。
ニャーニャー鳴くのではなく、何か訴えるようなか細い「にゃお〜ん・・」だ。
メヤニや鼻くそが毎日取っても取っても出てきたり、か細く鳴いたり膝の上乗ってきたりだとか、今までになり変化なので
もういい加減、耐えれないよ〜
と言われているような気になった。
今までいろいろ消去法で進んできたが、もう今回で最後だ。
耐えさせて我慢させてばかりだが、
「もう今回で終わるからね、しんどいけどもう少しだけ頑張ろうね」
と言うしかできなかった。
この頃、5月の手術した頃の事を思い出していた。
投薬治療にしても再手術にしても、またあの時のようににゃちゅに付きっきりになるのはさすがにもう自分の気力がもたない。
毎回書いてはいなかったが、5月18日の退院のお迎えに行った日から毎日、頻尿のにゃちゅの付き添いで夜は寝れていない。
マスクのおかげでげっそりした顔を晒さずにはすんでいたが、仮眠1.2時間の毎日では気力どころか、体力も精神面も耐えられないと思った。
都合を理解してくれていた職場だがかなり欠勤遅刻早退をし過ぎているし、お互い様で理解してくれていても自分的にもう申し訳なさすぎる気持ちが溢れていたのと体がもたないと感じていて
どっちの結果になってももう仕事を辞めようと考えが固まってきていて、職場にもそう伝え始めていた。
有難いことに、辞めずに長期休暇をとればいいじゃないか?とも言ってもらえたが、
にゃちゅの体調次第なのでいつまでという期限がわからないし、早く復帰しないと、と焦り、結局また欠勤遅刻早退を繰り返すことになるとも思ったので、
にゃちゅのお世話に徹しようと、ほぼ考えはまとまっていった。
7月15日。
手術した病院から、
尿に菌はいなかった
との連絡がきた。
苦しい投薬治療にならずで良かった、と思ったのも束の間、
ついに再手術か、と覚悟を決めた瞬間でもあった。
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