【術後日記 32 】術後経過は徐々に改善に。転院先が・・・
にゃちゅがトイレに行ったのに砂の塊がないと不安になるちゅるです、こんばんは😓
嫌な予感がしてます。
この手術をするときの前兆がそんな感じだったからです。
ここ3日くらい、頻尿とは別にちょっとトイレに行く回数が増えてるんです。
で、トイレ行ったのにオシッコがない。
それが3回くらい続いた後は塊があるんです。
で、また3回くらい塊がない・・・というループになっていってます。
どっちかの腎臓に異常が出始めている兆候な気がしてます。
気のせいならいいですが。
でも、気のせいと思いながらも念の為と思って受診した結果、異常があって今回の手術になったので気のせいとは思えないのも事実です。
手術した方の腎臓の場合なら、
・管が折れ曲がって詰まっている
・管に結石が出来始めて流れが悪くなっている
・管が抜けかけている(こうなると大変)
手術してない方の腎臓なら、
・手術した腎臓と同じことが起こり始めている
この3日くらいで吐いたり変に暴れ出したり鳴いたりしているのが気になってます。
いつものことと言えばいつものことなんですが、気になることがあるといつものことも怪しく思えてしまうものですね💦
幸い、明日、定期洗浄の日なのでしっかりと診てもらおうと思ってます。
にゃちゅは元気ですよ〜🙂✨
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8月1日、再手術を終えたにゃちゅのお迎えから帰宅し、切った管の先端を見て思うことがいろいろあったが。
肝心のにゃちゅの状態はというと。
帰宅して数時間後はそわそわウロウロしていてトイレも頻繁に行っている様子。
術後2.3日はまだ頻尿血尿軟便は続くだろうと予測できるのでこちらとしても特に焦ることはなかった。
お腹も膀胱も傷があるわけだし、数日は様子見だ。
日付が変わった8月2日の夜中からはトイレラッシュが始まった。
まだ様子見の期間だとわかってはいても、トイレラッシュを見てしまうとやっぱり治らないんじゃないか、と、不安が押し寄せてくる。
トイレラッシュはまた不安とお世話で心身疲労してしまうのだが、そんな中、ちょろちょろオシッコの音が聞こえてきたら嬉しくなった。
ちゃんと、腎臓も膀胱も動いてくれてるんだな、と実感できるからだ。
ちなみに、部屋は術後仕様に変更している。
また血尿ポタポタや軟便付けて歩かれた時用にレジャーシートも引いて、ハーフタイプのトイレの蓋はカラーで邪魔なので一時撤去。
カラーが邪魔しても飲みやすいように水は平らな器に変更。
カラーが挟まって宙ぶらりんになると危ないので高さのあるところへ行かないように物を置いて防御壁作り、などなど。
ただでさえにゃちゅファーストの部屋がさらにお猫様仕様の部屋になり、いよいよ本当に私が居候させてもらっているような部屋だ。
術後のにゃちゅを見て、少し気になることがあった。
多分手術しているし普通のことなんだろうが、膀胱当たりがうっ血していることだ。
前回、どうだったっけ?と思い出してみたが、前回は術後3日後にお迎えだったことと大きくお腹を開けているためにガーゼも大きく、ガーゼがすぐに剥がれるということがなく、術後のお腹を見たのは帰ってきてある程度日にちが経ってからだったので、その間にうっ血が引いていたのかもしれない。
今回は術後次の日のお迎えだし前回に比べるとお腹のあける幅も狭いのでガーゼ自体が小さく、帰ってきて数時間で剥がれかけていて、うっ血がダイレクトに見えている状況なのだ。
これが通常の術後経過のうっ血なら問題ないが、前回それを見れていないのと、やはり心からは信用できていない病院なのでこのうっ血が何か良くないことだったらどうしよう、と思い始めた。
夜中なので朝になってから病院に電話し、結局は私の心配しすぎなだけで正常な術後経過のうっ血とのことだった。
安心した。
もう、全てにおいて疑う心が芽生えてしまっている自分に少し笑けた。
血尿は8月3日頃から見た目では確認できないくらいになり、頻尿は治らないまま1日1日と日にちは過ぎていった。
ただ、ラッシュはまだ続いているものの回数が減ってきているのと、ラッシュ以外にちゃんとトイレに行きたくてトイレに行くという場面が見られるようになってきた。
8月6日、術後6日目あたりから膀胱のうっ血が引き始めた。と同時に、夜中のラッシュはなくなり、夜に寝れるようになったのだ。
これは大進歩だ。
仮眠でもなく、うたた寝をしてラッシュに起こされることもなくまともに夜に寝れたのは5月の手術前以来、3か月ぶりだ。
これから症状が改善されていくような期待がもてた。
次の日8月7日の朝も、ルーティンだった朝の3時間ラッシュがなく、ただ単にトイレに行く回数が多いだけ、のような状態になった。
ただやはり回数が多いので1回のオシッコの量は少なかったりポタポタ的な空トイレみたいではあったが、確実に日々、改善に向かっていると実感できてきた。
軟便はというと、初日こそ状態はよくなかったが、日を追うごとに通常のウンチの状態に戻りつつあり、12日の抜糸の日には頻尿血尿軟便は全てほぼ完治に近い状態になっているような改善の進み具合だ。
そんな中、8月8日、転院予定の神先生から subシステムのセミナーでの質問の回答メールが届いた。
質問したのは、バージョン2は膀胱側の先端がくるりんと曲がっていたがバージョン3になったときになぜバージョン1のように真っ直ぐに戻ったのか、だ。
回答はやはり『曲がっていることで排尿障害が多かったため』のようだ。
この subシステムはアメリカで開発されたもので、アメリカの猫では排尿障害の報告があまりないようなので猫の大きさが関係しているのかもしれない、と。
また、日本では排尿障害の報告が多いため、もともと先端を切った状態で使用することも多いそう。
他の改良点としては管の折れ曲がりによって発生する詰まりを減らすためにY字ポートと呼ばれるものに改良されたとも教えてくれた。
ただの一個人の質問を拾い上げてくれ質問を聞いてもらえ、とても丁寧な回答に、ただただ感謝しかなかった。
そして、タイミング的にもこのままいけばにゃちゅの頻尿血尿軟便は治りそうな様子で、12日の抜糸で転院のメドもつきそうだったので落ち着いた頃に診察予約をしようと考えていることを伝えた。
元の病院から、転院するにはこの機械があるところで専用の洗浄液を使用しているかを確認しとかないとダメですよ、と言われていたので、
多分あるだろうと思い聞いていなかったが念の為、その機械があるのかと洗浄液のことも聞いてみた。
すると返事は、
その機械はない、洗浄液は購入するものなので購入すればある
との返事だった。
なんということだ。
神対応だからという勝手な思い込みで、機械があるものだと思っていた。
かなりショックを隠せなかった。
思い込んでいた自分が悪いのだが、これでこの病院への転院の道が閉ざされてしまったのだ。
いろいろ苦しんでいるときに一筋の光として照らしてくれていた神だったのに。
いろいろ親切に対応してくれた神だったのに。
にゃちゅファーストでいてくれた神だったのに。
そんな神のところへ転院するのが術後の希望で支えとしてやってこれたのに。
確認をしていなかった自分が悪いのだが、ショックを隠せず、また、転院すると言うだけ言って嘘をついていたみたいで嫌になった。
その機械自体はなくても洗浄メンテナンスは可能なのだが、 subシステムも永久ではないので、劣化や破損したり抜けたりしたときに取り替えなどで手術をしなくてはならない。
そうなったときにその機械があることによりかなりメリットがあるそうだ。
自分でも調べたが専門用語などが難しく、自分の理解力と語彙力が乏しいために双方にメリットがあるという漠然とした解釈しかお伝えできないが、とにかくメリットがある。
神に、もっと早く確認しておけばここまで神を振り回すこともなかったのに申し訳ないと謝罪メールをした。
「1番は猫ちゃんです、当院で他にお手伝いできることがあればいつでも何でも言ってくださいね」
「ちゅる様の猫ちゃん回復を強く願っています」
と返事がきた。
どこまでも神対応だった。
そして、転院先難民となった。
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長々とお読みいただきありがとうございます✨✨