【術後日記 24 】今までにないにゃちゅの変化。そして検査結果は無菌、再手術が決まった。
こんばんは、ちゅるです🌟
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7月3日の洗浄が終わり、両院からの尿検査待ちの1.2週間。
頻尿血尿は相変わらずで、この間、メヤニや鼻くそがかなり増えるようになった。
メヤニは拭いても気がついたらまた茶色のメヤニが出ていたし、鼻くそも取ったはずなのに次の日になるまでにもう鼻くそが溜まっていた。
些細なことだが、体の不調がこんなとろこにも現れてきたんだな、と。
7月9日に、かかりつけ医から連絡がきた。
ウンチの中にいるべき菌が尿にいる場合の治療方法を調べてくれていて、その連絡だった。
この菌に効く薬、抗生物質が1つだけあることがわかった、とのこと。
が、副作用がかなりきついらしく、なるべくならこの投薬は避けたい、と。
獣医の中ではなるべくなら避けたい薬らしく、もし使うとなると最新の注意が必要らしい。
そんな懸念される薬だから安易に使用することはしないので確実にこの菌が100%尿内にいると確定してから投薬治療を考えましょう、となった。
もう一つの手術した病院での純粋な尿の検査結果待ちだ。
再手術することもまた体に負担をかけるしリスクにもなるのだが、もしかしたら再手術する方がリスクは低いかもしれません、とも言われた。
もし尿内にその菌がいるとすれば、そんなにも厄介な重大事項なのか・・・。
菌がいたら苦しい投薬治療、いなかったら再手術。
どちらにしてもにゃちゅにとってはまた試練の日がやってくる。
変わってあげれないことが申し訳ないくらい、にゃちゅには耐えさせてばかりだ。
この間のにゃちゅの変化と言えば。
普段、抱っこや近づかれることが苦手なのに7月に入って尿検査待ちになった頃から膝の上に乗ってきて甘えてくるようになった。
私にとっては1年に1回あるかどうかの大イベントだ。
そんな一大イベントだから膝の上に乗ってくること自体は嬉しくて何をしてても手を止めてにゃちゅを撫でていたが、
警戒心が半端なくビビりのにゃちゅが膝の上に乗ってくるということは、毎日毎日しんどくて不安で不安でたまらないのだろうと思ったら膝の上に来るたびに涙が止まらなかった。
泣いていたらにゃちゅが心配すると思って我慢しようと思うのだが、一度流れ出た涙は積もってきた思いも合わさって
毎回、にゃちゅの前で泣いてごめんね、と言って泣いていた。
ちなみに、あれほどあの時は毎日膝の上に乗ってきていたのに症状が治った今、膝に乗ってくることは全くなくなった。
夢のような期間だった。
他のにゃちゅの変化といえば、よく鳴くようになった。
ニャーニャー鳴くのではなく、何か訴えるようなか細い「にゃお〜ん・・」だ。
メヤニや鼻くそが毎日取っても取っても出てきたり、か細く鳴いたり膝の上乗ってきたりだとか、今までになり変化なので
もういい加減、耐えれないよ〜
と言われているような気になった。
今までいろいろ消去法で進んできたが、もう今回で最後だ。
耐えさせて我慢させてばかりだが、
「もう今回で終わるからね、しんどいけどもう少しだけ頑張ろうね」
と言うしかできなかった。
この頃、5月の手術した頃の事を思い出していた。
投薬治療にしても再手術にしても、またあの時のようににゃちゅに付きっきりになるのはさすがにもう自分の気力がもたない。
毎回書いてはいなかったが、5月18日の退院のお迎えに行った日から毎日、頻尿のにゃちゅの付き添いで夜は寝れていない。
マスクのおかげでげっそりした顔を晒さずにはすんでいたが、仮眠1.2時間の毎日では気力どころか、体力も精神面も耐えられないと思った。
都合を理解してくれていた職場だがかなり欠勤遅刻早退をし過ぎているし、お互い様で理解してくれていても自分的にもう申し訳なさすぎる気持ちが溢れていたのと体がもたないと感じていて
どっちの結果になってももう仕事を辞めようと考えが固まってきていて、職場にもそう伝え始めていた。
有難いことに、辞めずに長期休暇をとればいいじゃないか?とも言ってもらえたが、
にゃちゅの体調次第なのでいつまでという期限がわからないし、早く復帰しないと、と焦り、結局また欠勤遅刻早退を繰り返すことになるとも思ったので、
にゃちゅのお世話に徹しようと、ほぼ考えはまとまっていった。
7月15日。
手術した病院から、
尿に菌はいなかった
との連絡がきた。
苦しい投薬治療にならずで良かった、と思ったのも束の間、
ついに再手術か、と覚悟を決めた瞬間でもあった。
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お読みいただきありがとうございます✨
【術後日記 23 】尿にいるべきでない厄介な菌がいた
こんばんは、ちゅるです☘️
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明日が術後はじめてのメンテナンス洗浄の日でその前日である7月2日。
かかりつけ医からの尿検査の結果のお知らせの電話があった。
なんと、薬が効かない菌がいることが判明。
がしかし、私が採尿したのはトイレに水溜りとなった尿を吸い取る方法であって、この場合はトイレに付着している菌も一緒に吸い取ってしまう可能性がある。
なのでこの検査の結果、菌がいることは確かだがそれが本当に尿の中にいたのかトイレに付着していたのかがわからない。
結果が明日の洗浄に間に合ってよかった、とかかりつけ医。
かかりつけ医が提案するのは、洗浄の時に体内から尿を抜き取ってもらい、その純粋な体内の尿を検査機関に出すという提案だ。
この発見された菌は、普段、猫のウンチの中にいる常駐菌だそうだ。
ウンチの中にいる分には悪さはしないが、オシッコの中にいるとなると話は変わってくる。
いるべきところにいないとなると悪さ全開となるらしい。
トイレに付着していたのか、肛門とペニスが近いのでポタポタのときに伝ってきたのか、原因はわからない。
単純に考えるとトイレに付着していた説が1番濃厚ではあるが調べてみないとわからない。
それに、この菌が尿の中にいて悪さをして頻尿血尿になっているのかもしれない。
明日、洗浄の時にスムーズに採尿してもらえるように、と、かかりつけ医の方から連絡しておきます、と言ってくれた。
その菌が頻尿血尿を起こしている原因かどうかは現段階ではまだわからないが、そうだとすると再手術をする意味がないので明日、再手術の手続きを提示されても検査結果が出るまで待ちましょうということになった。
またお腹を開けて手術をしないでいいなら、この菌の治療でおさまるなら、と思った。
が、この菌への有効な薬が今の段階では見当たらないらしい。
そこで、明日の採尿分の検査を待つ間、かかりつけ医の方でも更なる検査に出すことにした。
この菌への有効な薬がないか、有効な治療法はどんなものがあるか、調べてもらうことにした。
調べている間に、明日の体内から直接採尿する尿に菌がいなかったとの結果が出れば、やはりトイレに付着していたんだね、となり、結局は再手術になるが、
無駄に待つよりもしものために次の手の準備をして待つ方が、どういう結果でもすぐに対応できる。
にゃちゅ、本来なら手術をした後はすんなり元の生活に戻るはずが、本当に大変な事になっていてよく耐えて頑張ってくれてるな、と、頑張りを讃えてあげたい。
にゃちゅは意味がわからず頑張っているのに自分は調べたり付き添うこと以外何もしてあげれなく、まだ検査待ちで頑張り続けないといけないにゃちゅを見ると悔しいし悲しかった。
7月3日。
前回は軟便がひどくて洗浄を延期したがもう延期できないので不安になりながら洗浄を行ったが、問題なく終わった。
ひどい子は麻酔をしないとできないくらいらしいが、にゃちゅはビビりながらも耐えて頑張ってくれたんだろう、本当に頑張り屋さんのにゃちゅには頭が下がる。
採尿は、昨日かかりつけ医から連絡をしてもらっていたので診察室に入るなり、
連絡もらってます、採尿しますね
と言ってもらえた。
採尿と洗浄を終え、先生が採尿したシリンジを見せてくれた。
結構赤い。
やはりポタポタの血尿ではなくまとまった量でみると、えぐい。
1か月半も、こんな血尿が出続けていて本当に大丈夫なんだろうか、と、不安でしかなかった。
採尿の結果は10日後くらいに出るらしいので、結果が出たらかかりつけ医に転送お願いします、と伝えた。
手術、洗浄に関して以外はここの病院で治療する気は全くない。
かかりつけ医にも、詳しくは言ってないが信用できないことが多々あるとは伝えていたので、この尿に関しての治療はかかりつけ医で引き続き行うことにしていたのだ。
次、2週間後に来てください、と予約をとって帰ったが、よく考えてみるとその日、何をするのかわからない。
両院の尿検査の結果がだいたい1週間から10日ほどでわかる。
それで菌がいたとなれば治療=かかりつけ医、いないとなれば再手術準備=手術病院 になる。
が、転院も考えているので、尿検査結果がでるまでもし再手術することになったときそのままの病院でするか、転院してするか、などじっくり考えようと思い、
必要であればまた予約し直したらいいので2週間後の予約のキャンセルの電話を入れた。
あと、忘れてはいけないのが転院予定の病院への連絡だ。
もしかしたらここの病院にお世話になるかもしれないので結果の連絡はしておこうと思った。
尿検査の結果、思わしくない菌がいるかもとの疑惑が出てきたのでまた検査することになったので、転院すると決めても初診はまだ先になることを伝えた。
それからの両院からの尿検査結果が出揃うまで、ただ調べ事をするだけでなにも進展はなく日にちが過ぎて行くこととなった。
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今日のにゃちゅ。
虫嫌いなちゅるにとってはにゃちゅが虫センサーになっているので
普段では気付けない小さな虫も発見してくれてありがたいのですが、
部屋の中では発見されるたびに
『なんでこんな虫いるの⁈』
と気持ち悪くなってます😱
最近、1mmほどの虫を2日に1回ペースでにゃちゅが見つけてくれます😰
昔、なかなか掃除できない場所に気付かず落ちていたカリカリに大量のチビ虫が群がっていたことがあったんですが、
それと同じような虫なんですよね、最近にゃちゅが見つけるのが😰😰😰
あの時は全身ゾワゾワしましたね〜💦💦
そのことがあってから、風通しもよくさせているし、ご飯置き場付近は毎日拭き掃除しているし、面倒臭くても定期的にケージやベッドなどの大型家具も移動させて掃除しているのでそういう掃除は結構徹底してるんですが、、、⤵︎⤵︎
このチビ虫の正体が気になります😣
変な虫の大量発生になっていませんように🙏
お読みいただきありがとうございます✨
【術後日記 22 】 SUBシステムと転院先をじっくり調べた数日間
こんばんは、ちゅるです✨
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7月3日のメンテナンス洗浄までにいろいろと調べていく中で、転院先にしたいと思える病院に出会えたかも、とピンとくるものがあった。
転院先はどんな先生で、相性が合うかは行ってみないとわからない。
が、条件としては
・SUBシステムの手術実績があるところ
・家から近い
この2つだ。
どれだけ名医と言われていても、この手術を行なっていないところではこれからのにゃちゅの洗浄メンテナンスをしてもらえないので転院する意味がない。
また、かかりつけ医はタクシーで往復2000円もかからないが、手術した病院は往復1万円は超える。
手術となると技術や腕に違いが出てくるが、洗浄メンテナンスは難しい技術はいらないので誰がやってもそれほど大差ない。
どうせ誰がしても同じなら、往復1万円かけて信用できない病院にしてもらうより、近場でできる病院でしてもらう方が交通費分の負担が少ない。
お金ももちろん大事なことだが大前提の転院理由は、お金よりなにより信用できない病院ににゃちゅを任せたくないというのが根底にある。
なので、どうせ転院するならお金の負担も軽減したいな、と言う考えだ。
そんな中、探し続けてピンときた病院。
今年の春に分業オープンした病院だった。
医院長のプロフィール的なものを見ると、10年ほど前にも病院を1から開業した経験があったが病気を患い引退した、とのこと。
大病を克服し何がしたいか考えたとき、また動物を助けたい、と思い、意を決して病気予防クリニックを開院したとのこと。
その業務内容を、もともとあるクリニックは予防に特化したクリニックへ、そしてこの春分業開院した病院を診察や治療など治療を行うことに特化したものにした、とのことだ。
立地も徒歩で30分ほどの場所で、にゃちゅを連れてならタクシーになるが好立地だ。
一応、SUBシステムも対応可能とは記載があったが、問い合わせフォームがあったのでメールを送ることにした。
SUBシステムの手術をしたこと、
その後から頻尿血尿軟便に悩まされていること、
転院を考えていて再手術前か後かタイミングを悩んでいること、
治療の引き継ぎとなるのでそもそも転院するかも悩んではいることなど、
あの当時は藁にもすがる思いで「うちの猫を助けて下さい」とメールを作成して送ったのを覚えている。
返事は明日以降になるだろうな、と思っていたら、その日の夜には返事がきた。
とても丁寧親切な返信で、どこまでお手伝いができるかわからないが一度診察させていただければ、との返事だった。
断られるかもと思ったりもしていた中、診察してもらえる内容だったので、神様は見てくれている、と思った。
ただ、今、かかりつけ医で検尿結果待ちというタイミングと7月3日には洗浄の予約をしているので、これ以上洗浄の延期はよくないため、それらの様子を見てということになった。
管の先端を切れば治るとの実例報告が多いとは聞いているが、こんなにひどい頻尿血尿なのに本当に先端を切ることで治るのだろうか、との不安もあり、
言い過ぎかもしれないが、その転院先候補の医院長とのメールのやりとりは絶望の中での一筋の光に見えて、にゃちゅを助けてくれる人はこの人だ!と思えた。
他に、SUBシステムについても調べてわかったことがある。
SUBシステムの最新版はバージョン3だということ。
バージョン1では腎臓側のみ先端がくるりんとなっており膀胱側は真っ直ぐだったのが
バージョン2では腎臓側と膀胱側の両方とも先端がくるりんとなっている。
そして最新版のバージョン3は、またバージョン1のように膀胱側の先端は真っ直ぐに戻っているのだ。
にゃちゅの体に入っているのがバージョン2であることはレントゲンを見てわかっていたし「先端を切れば治る」との言葉から、聞かなくてもわかった。
バージョン1で膀胱側が真っ直ぐだったのがバージョン2でくるりんとなった理由は調べてわかった。
真っ直ぐだと抜けやすいため、くるりんとして抜けにくくしているのだ。
抜けてしまうと大変だ、体内に尿が漏れ出ることになる。
今まで抜けてしまったという不具合の報告が多かったのが、バージョン1からバージョン2になってからはその報告数はぐっと減ったようだ。
が、それに反して頻尿血尿の不具合報告数が上がってきたという。
バージョン3はここ1.2年で開発されたもののようで、日本で導入しているところもまだ少なく、ほとんどの病院がバージョン2を使用していることもわかった。
なので、バージョン3はまだまだ最近すぎて歴史が浅く、なぜバージョン3ではまた膀胱側の先端が真っ直ぐに戻ったのかなどの詳しいことはわからなかった。
単純に考えられるのは、バージョン1での報告数が少なかった頻尿の報告数がバージョン2になった途端に増えたので、
おそらく頻尿対策で元に戻ったのだろうなと思うが。
とにかく、長い歴史の中でもSUBシステムはここ10年ほどで開発された歴史の浅いもので、その上、最新版はこの1.2年ともっと歴史が浅く、記事の件数が少ないのだ。
それでも、だんだんとこうして背景もわかりはじめた。
物事何でも初めの方は試行錯誤の連続で、今にゃちゅが行ったSUBシステム手術はその試行錯誤の真っ只中で、にゃちゅはその試行錯誤の期間にこの病気になりこの手術をしたんだな、とも理解できた。
尿検査待ちではあるが、99.9%の確率で、くるりんとなった管の先端がにゃちゅを苦しめていることも確定し、いよいよ再手術の覚悟をしないといけないと思った。
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にゃちゅの仔猫時代です🐱
うちにきた当日。
こんなに小さかったのが、よく立派に大きくなったもんだ😊✨
お読みいただきありがとうございます✨
【術後日記 21 】採尿をして検査へ。
こんばんは、ちゅるです☺️
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頻尿血尿軟便が酷すぎてかかりつけ医に診察してもらった6月22日。
次の日、その次の日と、症状がおさまることはなく、今まで朝から晩まで猫砂が目で見てわかるくらい血の塊になっていることはなかったが、
このあたりの日にちは常に血を見ることが多くなった。
24日は、仕事から帰ってきたら吐いた後が2か所もあった。
カピカピに乾いているのと比較的まだ水っぽいのがあったので、カピカピが1回目で水っぽいのが2回目ということがわかった。
1回目は胃液とご飯混じりのようなもの。
2回目は結構な量の毛玉だった。
この様子だと、1回目で毛玉を吐きたかったのにうまく吐けなくて、2回目で吐いたっぽかった。
にゃちゅの様子を見てもぐったりとはしておらず、むしろ、ご飯の催促をするほどだったので、ただの毛玉の嘔吐だとわかった。
が、一応、メモと写真を撮った。
先日、かかりつけ医から採尿用のスポンジをもらっており、投薬用に買ったシリンジもあったので、採尿をして検査してもらおうとは考えていたのだが、
かかりつけ医は水曜日の午後、木曜は終日休診なので早くても金曜になる。
仕事のことが頭をよぎり、いくら休みやすい環境だからといってこうも休みすぎるのは・・・と、申し訳ない気にもなっていたので、にゃちゅにはもう1日金曜我慢してもらって、
土曜に採尿して診察してもらうことに決めていた。
ただ、採尿できるかが難しい。
犬はどちらかと言えば平面なトイレだが、猫は高さのあるトイレでなおかつ砂もある。
シャーと出ているところにスポンジをサッと出して含ませることがどれほど難しいか。
それプラス、頻尿のにゃちゅはシャーなんて出なく、ポタポタなのだ。
確実な検査をするにはトイレに落ちるまでのシャーの尿をスポンジにふくませてほしいけど無理ならトイレに落ちた尿を吸い取ってもいいですよ
と言われていた。
トイレに落ちた尿を吸い取るデメリットは、純粋な体内の尿ではない、ということだ。
トイレに付着している菌も一緒についてきてしまう可能性がある。
それでも、にゃちゅの現状からはその方法しか無理だった。
あとは、猫砂のないところにしてくれるかどうか、だ。
前もって砂の量を減らして片側に寄せていたのだが、案の定、にゃちゅは砂を整えてからトイレに入っていった。
強行突破だ、にゃちゅが構えのポーズになったら砂をよける、を失敗しながらも何度も何度も繰り返し、なんとかポタポタの尿をスポンジに吸い取り、シリンジにもおさめることができた。
4時間超えの大掛かりな作業だった。
午前の診察に間に合わなくなるので尿を持ってにゃちゅをキャリーに入れ、タクシーを呼び、かかりつけ医に向かった。
採尿したスポンジとシリンジを渡すと、
結構赤いですね・・・
と言われた。
毎日見ていて多少の赤みだともう当たり前の感覚になっていて麻痺していたが、普通から考えたら異常な赤さだ。
どうか何事もありませんように・・・
検査の結果、細菌はいるものの細菌性の膀胱炎になるほどの量ではない、とのこと。
なので、ストレス性、細菌性の膀胱炎ではないことが確定した。
せっかくある程度の採尿をしてきているので結果が出るまで1週間ほどかかるが検査機関に出してもう少しいろいろと詳しい検査しませんか?と言ってもらったので、この際できることは何でもしたいのでお願いした。
そして、逆説パターンの可能性を言われたのが、
もしかしたらウンチの症状的に胃の調子が悪くてウンチをしたくてトイレに行くけどウンチが出なくて、トイレ行ったついでだしオシッコ出しとこ、という具合でそれが結果的に頻尿に見えてしまっているという可能性だ。
頻尿ついでにウンチ、ではなく、ウンチついでに頻尿、か。
可能性としてはそこまで高くはないけど、なきにしもあらず。
どちらにしても尿検査の結果が出るまで1週間何もしないでただ待つよりかは何か試したい。
考えられるパターンは全てやろうと決めていたし、以前もしたことがあるが、整腸剤の処方と注射をしてもらい、トイレサイクルに変化が出てくるか様子見ながら詳しい尿検査の結果を待つことにした。
注射のおかげか、次の日、血尿は少しおさまっているように見えたがそれから数日間様子を見ていたが頻尿は変わりがなかった。
この間、まだ見落として気づいていないだけかもと思って、また、SUBシステムについてネットで調べまくった。
ちょっと違うかも、と思う記事でもクリックして片っ端から読んだ。
そんな中で、SUBシステムによる頻尿が手術によって改善した、とのブログを見つけた。
が、詳細には書かれておらずほぼ単語のみのブログだったので、再手術で改善したとの有力な情報は得られたものの、詳細についてはわからずだった。
また、前々から転院が頭をよぎっており、なんとなく他院を調べてはいたもののあまりピンときていなかったのだが、
この時はなぜが探す気がみなぎっており、条件に合う病院を調べまくった。
きっと、7月3日の洗浄の日に頻尿がおさまっていないことを話すと再手術の手続きに入っていくと予想されるし、本当にまたここで再手術をして治るのかとの不安が押し寄せてきていたからだろう。
こうして6月末から洗浄メンテナンスの7月3日までの間は、再手術への気持ちの整理のために手術のことや転院についてを徹底的に調べて過ごすことになった。
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最近のにゃちゅです。
可愛い〜😻💕(猫バカ)
お読みいただきありがとうございます✨
雑談、平凡な毎日が本当の幸せだなー
なんとなーくヤル気が出なくて、そんな日はとことん何もしないで休暇日にしようと決めたちゅるです、こんばんは✨
頭では、あれもして、これもして、そうそう、あれも忘れちゃいけない
ってフル回転してるけど、体が動きたくないと反発してなかなか動くぞスイッチが入らず😓
やっぱり、1日の前半にやる事をすませて後半にゆったりと趣味的な時間にする方がメリハリが出ますね💦
今日は時間の使い方を失敗しちゃったな〜、やるべき事とやりたい事のバランスが崩れてもう頭と体が分離しちゃってます😣💦
明日頑張ろ☘️
そういう時間の過ごし方ができるうちは、マイペースにそんな日もあっていいですよね〜✨
昔は、平均や平凡とか、人と同じ事が嫌で山あり谷ありの刺激のある事をして1日24時間フル稼働させた毎日を過ごしていることが、
私、充実してるな〜
って思えてたんですけど、
今は、THE・平凡っていう、日々同じことの繰り返しをして1日1日過ぎていく日常がどれだけ幸せなのか、
その繰り返しの日常の一コマにどれだけの気づけなかった幸せが詰まっているかを実感するようになりました。
贅沢は言わないので、このままずっと振り幅の少ない平凡な日常を過ごしていきたいです✨
ブログ書きながら、チラッと目線を変えた先に、にゃちゅがお得意のヘソ天でぐでねこしてるのを見ると、
これが当たり前の普通な日常なんだなぁ
と、幸せな気持ちになりますね〜☘️✨
ペットは癒し効果絶大です✨
お読みいただきありがとうございます✨
【術後日記 20 】初めての洗浄は延期、血尿がひどくなり不安でかかりつけ医へ
秋限定味のお菓子がたくさん並んでいるのを見ると嬉しくなるちゅるです、こんばんは🙂
限定という文字に弱い、根っからの日本人ですw
でも秋とか冬限定のお菓子って、味がこってりと濃くて美味しいんですよね〜✨
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6月19日、初めてのメンテナンス洗浄の日。
結果から言うと、洗浄は見送りになり2週間後に行うことになった。
頻尿血尿の状態で行うのも心配ではあったが軟便も続いており、洗浄の刺激で下痢になったりしても可哀想なのでもう少しお腹の調子が戻ってからにしましょう、ということになったのだ。
頻尿血尿軟便に関して、素人ながらのもしかしたらこんな病気の可能性は?というピックアップしたものを聞いたら、どれも違うとの答えだった。
これら回答に関しては、
その場合はこうなります
と、具体的な説明があったので納得できた。
頻尿血尿に関しては、管の先端が膀胱を刺激しているのが原因、という可能性はわかるが
じゃあ軟便は何が原因?という疑問が残る。
原因はわからないままで、ひとまずまた整腸剤を下さいとお願いをして処方してもらうことにした。
「(頻尿血尿は)術後すぐと比べたらどう?」
と先生が問い、
「少しはマシなっているように思うけどこう1か月も頻尿血尿だと通常のトイレ状態がどんなものだったのかわからなくなってきました」
と答えた。
にゃちゅはかなりのデリケートな体質でゆっくりゆっくり進んでいく子かもしれないから、まだ術後1か月だし、少しでも術後すぐよりおさまっていると感じているなら、
ひとまず、また2週間先の洗浄の日まで様子を見て、それでもおさまっていなければ先端を切る再手術をしましょう
ということになった。
今は術後1か月でまだ手術痕も完璧な状態でもないので再手術するにしても少し早い。
また体にメスをいれることに関してまだ私自身の気持ちも追いついていなかったのでこの2週間を気持ちを整える期間にしようと思った。
でも矛盾してしまうが、またこれからの2週間、辛くて不安な思いで過ごすのか・・・と憂鬱になった。
いつになったらにゃちゅは良くなるのかな、このままずっと治らないのかな、と弱気になった。
本当に気合いを入れて気を張っていないとメンタルは崩れそうで、
1番辛いのはにゃちゅ本人だから私が落ち込んでいたらダメだ
この思いだけで乗り切っていた日々だった。
次の日6月20日。
夜から血尿がひどくなった。
砂がかなりピンク色に染まっていた。
ここのところ、症状がある中でも安定した状態だったので少し不安になった。
ただ昨日、血尿は出続けていても大丈夫、と先生が言っていたので
本当に大丈夫なのか?と疑問に思いながら1日様子を見ることにした。
6月21日。
仕事に行く前までは今まで通りの頻尿血尿だったので、昨晩は一時的に血尿の量が増えたのかと思い仕事に行ったが
帰ってきたらまたピンクの砂のかたまりと、床にひいた白いパネルがところどころピンクに染まっており、ポタポタ垂らして歩いていたことがうかがえた。
2週間後の洗浄の日まで血尿垂らして歩くにゃちゅが心配すぎて放っとけない、私の精神ももたない、
と思い、手術した病院ではやはり安心できないので、次の日、かかりつけ医に行こうと決めた。
次の日6月22日、かかりつけ医に行った。
およそ3週間前の原因不明の傷の件で受診して以来だ。
頻尿血尿軟便が治らないことや管の先端が刺激している可能性が高いので2週間後の診察の時に再手術を決めるかもしれないことなど説明し、
症状自体は、説明を聞く限りでは膀胱炎で間違いないだろう、と。
それが管の先端の仕業だとしても他の疑い要素があるならそれを追求して、消去法で管の先端案が残ったときに再手術に踏み切りましょう、と助言してもらった。
かかりつけ医に診てもらうと詳しくわかりやすく説明をしてくれるから安心できる。
軟便についての説明はこうだ。
頻尿で何回もトイレに行く
↓
行ったからには何かを出そうと条件反射で体が反応してしまう
↓
オシッコも出し切ってしまっている
↓
そうだ、ウンチしよう!
↓
まだコロコロにできあがっていないウンチを無理矢理だそうとする
↓
量も少ないしふにゃふにゃの軟便で出てしまう
というメカニズム。
すごくわかりやすい説明で納得できた。
この説が合っているとするなら、頻尿が治れば自ずと軟便も解決する。
頻尿に関しては。
膀胱炎はストレス性、細菌性、ウイルス性とあり、カラーが外れても治らないということはストレス性ではない。
次に考えられるのは細菌性。
細菌性のものは抗生物質で改善が見られるとのこと。
もしこの頻尿が膀胱炎の症状だとして、それが細菌性なのであれば抗生物質で改善するからまず1週間抗生物質を飲んで試してみましょう、ということになった。
それと同時に、尿検査をすればもっと詳しくわかることがあるから採尿できそうであればいつでもいいので持ってきて下さい、と言ってもらえた。
次のメンテナンス洗浄の7月3日までの間にできることは全部かかりつけ医で調べてもらって
消去法でもう再手術しかない
となった状態で7月3日を迎えようと、できることをしていった。
余談、
手術した病院でどんな処置をされたか、とか
処方された薬がどんなものか、などをかかりつけ医に共有してもらおうと思って今までの診療明細書をコピーして渡したのだが、
軟便で整腸剤処方してもらってるけど全く効いていない
と話をしたときに、薬名を見て、
「・・・処方されてるの、整腸剤じゃなくて吐き気止めですよ・・・」
と言われた時、唖然とした。
もともと信用ならないと思っていたが、薬を間違えて処方するとか、それが命に関わる薬だったら・・・と思ったらゾッとした。
以前も書いたが、なぜあの病院が人気なのか本当にわからない。
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まだ日中は暑いですが、日が暮れるのも早くなってきましたし朝晩ともなると少し寒いですね😨
季節の変わり目で体調を崩さないように気をつけて過ごしましょうね✨
お読みいただきありがとうございます✨
【術後日記 19 】1回目の洗浄メンテナンスまでの経過
こんばんは、ちゅるです🙂
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6月9日にカラーをはずして数日たっても頻尿血尿軟便は改善されなかった。
にゃちゅが行ったSUBシステムの手術は、最初の方は1か月に1回の定期メンテナンスであるバイパスの洗浄が必要な手術。
洗浄を怠ると、バイパスの劣化やその確認、バイパスに結石が溜まることもある。
バイパスに結石がたまらないように一生、定期的に専用の洗浄をしていくのだ。
ちなみにメンテナンス費用は、洗浄やエコー確認などの検診的な要素も含めて、そのときにする検査内容にもよるが、1回につき2.3万はかかってくる。(交通費1万ほども含む)
これが2か月に1回スパンになったとしても年に6回×2.3万=間とって約15万は最低必要金額。
月に1回スパンだと年間30万は最低必要になってくる。
手術を決める前にデメリットとして先生が挙げていたのがこのお金が一生かかってくるということだった。
保険には入っているがこんな早くに手術をするとは想定していない保証内容なのでバックは微々たるもので、当てにならない。
保険については術後日記が終わったら詳しく書
いていけたらなと思っている。
話は戻って、次の診察予約である6月19日は頻尿血尿軟便の状態を報告する日でもあるが1番の目的は洗浄で、手術をしてもう1か月になるということだ。
まさか1か月後にこんなに苦戦しているとは思わなかった。
19日までは症状は出続けているものの大きな変化はない毎日で、
このお世話生活にも少し慣れてきて自分の時間を作れるようになったので、ずっと行けずにいた美容院に行ったりiPhoneの調子が悪かったので修理相談に行ったりと、後回しにしていたことをやって過ごした。
逆に言うと、仕事ですら時短で遅出早退や欠勤をしてる状況、数時間の美容院やiPhoneの修理相談なんて、にゃちゅを置いていけるわけがないくらいだった。
療法食も、遅くはなったが予定通り19日までに完全に切り替えができた。
にゃちゅの場合はこの療法食ですでにできてしまっている石は溶かせれないが、石を出来にくくする作用があるのでこれからずっとこの療法食だ。
結石症には水分を多く取らせて尿の濃度を下げて結石を出来にくくしてあげなければならない。
療法食はそれに一役かっていて、成分ももちろんだが水が飲みたくなるように少し塩分が濃くなっているらしい。
確かに、療法食を食べるようになってから手術前の倍の水を飲むようになった。
いつでもどこでも水が目に入って飲めるように、今までは1つしか水の器を置いてなかったがカラー中は3つ、今は2つ大きめの器で置いている。
これからずっと療法食にはなるが、気をつけておかなければならないこともある。
肝臓だ。
高齢になるにつれ、肝臓の状態も悪くなっていく。
塩分多めの療法食は腎臓・下部尿路疾患には良しとされているが、肝臓には悪い。
定期的に血液検査も行って肝臓数値もチェックしておかなければならない。
19日までにしたことと言えば、どこの療法食が良いのか調べたりもした。
メーカーは変えたくないなと思っていたので手術前から食べているロイヤルカナンの療法食で食べてくれているが、この療法食シリーズだけは去年くらいにフランス製から韓国製に変わったので、何がどう変わったのかなど成分的なものを問い合わせたりした。
が、ピンとくる回答は得られなかったなと思い、市販されておらず病院からしか買うことができないメーカーにいずれ変えようかと考え中だ。
幸い、今はもう症状が完治してストレスのない生活に戻っているので今なら食事を変えることもできそうだ。
他に、頻尿血尿と軟便は違う原因じゃないかと思い、これは手術と関係のない病気の可能性もあるのでは?と、いろいろと症状を検索して 甲状腺機能亢進症 というのに似ているなと思った。
当てはまるのは
・飲水量が増える
・以前よりニャーニャー鳴く
・下痢嘔吐がある
くらいだったが。
とにかく当時は1日の半数をトイレで過ごし1日5回くらいは軟便を絞り出しポタポタ血尿垂らしているにゃちゅが辛そうでどうにかして治したくて
なぜこんな症状が出るのか、何故治らないのか、どうしたらいいのか、何か他の病気なんじゃないか、
ということばかりが四六時中頭を巡っていた。
自分にできることはずっとにゃちゅに付き添うことと様子をしっかり見ること、
普段のにゃちゅの症状をずっと見てるのは先生でもなく自分しかいないので
実際に症状や様子を見ているからこそ疑われる原因はピックアップして可能性を探すことだと思い
素人だし間違っていてもいいから可能性を閉ざすことはしないでおこうと思い、少ししか当てはまらなくても、これ似てるな、と思う病気の症状があれば次の診察の時に聞いてみようと思って書き出していった。
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丸洗いしたトイレの中でぐにゃぐにゃになる猫 - YouTube
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